朝、阪急淡路駅から職場まで徒歩20分。
再開発の途中でしばらく放置されている昭和の気配を残す街並を歩く。
人が住まなくなった家の庭先にも花が咲きます。
人が住まない家は荒廃がすすみ、独特の雰囲気を持つ昭和の廃屋になります。
高度成長期前夜、狭い路地に建てられ右肩上がりの夢を見た長屋達は徐々に消えていきます。
おなじ時期を生きた「団塊の世代」と呼ばれるお父さんやお母さん達も定年退職を迎え第二の人生を模索しているようです。
この街並もいま、次の世代に生まれ変わるまでのひととき静かにたたずんでいます。
子供時代から学生時代に昭和を生きた僕は、こういう景色を見るととても懐かしく感じます。
毎日が楽しかった自分の子供時代を思い出すと、路地、長屋、2階建文化住宅、市場、商店街、駄菓子屋、土管のある空き地・・・
近所の爺ちゃんばあちゃんや子供の姿がセットになる風景が減ってしまいとても残念です。
6 件のコメント:
今日のブログはとくに、とても感銘をうけました。
土管の中に入ってかくれんぼをしたり、駄菓子屋さんでジャングルクロベーのチョコバーを買ったり・・・。
あの風景をもう一度味わいたいものです。
なんとも懐かしい気持ちになります。
私も小さい頃は空き地や裏山、倉庫とかで遊んでました。ほんとにこういった空き地って見なくなり、ちょっと寂しいです。
一枚目のオレンジの花、よく道端で見かけます。なんて名前なのかしら?とっても可愛い花ですよね♪
p.s.
了解もとらずに「猫足」でこちらの紹介をしてしまいました。事後報告で申し訳ございませんが、ご了承願います。
宜しくお願い致します!
>ryu殿
懐かしい風景は心のどこかに焼き付いていて、何かのおりに当時の心情をよみがえらせてくれますよね~。
>natsuさん
本当に、空き地とかの子供の遊び場が無くなってしまいましたよね。
学校や先生を責める前に、皆で子供から奪ってしまったものに対する評価と反省をするべきなのかも知れません。
オレンジの花、この季節よく見かけますが僕も何という花なのか判りません。
「猫足」で紹介していただき、とても光栄です、ありがとうございました。
適当なブログですが今後とも宜しくお願いいたします。
橙色の花ですが、長実雛罌粟(ながみひなげし)でしょうか? 英語名ではポピー、中国名では虞美人草です。芥子(ケシ)科ですがアヘンは取れません。私の世代でひなげしといえばアグネス・チャン(笑) もっとも、私も花の名前には疎い方なので間違っているかも知れません。
>hoppymanさん
あの花はポピーでしたか。なるほどそう言われてみるとそんな感じの花でした。
ただ、普段花壇で咲いているのに比べると花がかなり小振りだったので同じ花だと思いませんでした。
色々な花が次々と見られる良い季節になりましたね。通勤の道程もちょっと楽しみです。
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