2019年9月20日金曜日

RENAULT PLATINUM LIGHT6のカスタマイズ


とても良く出来た超軽量小径折り畳み自転車のRENAULT PLATINUM LIGHT6ですが、ノーマル状態ではいくつか不満を感じるところがあります。(価格を考えると致し方ないのですが。)
入手から1ヶ月、2箇所+αのカスタマイズを済ませて非常に快適に乗れるようになりました。

カスタマイズは大阪のミニベロ エキスパート店のVelo Kitchenさんにお世話になりました。https://www.velokitchen.com/

カスタマイズを完了したPLATINUM LIGHT6

カスタマイズを行ったのは以下の2点です。
① ブレーキの交換
② タイヤの交換

まず、①ブレーキの交換ですが、ノーマル状態のブレーキはメーカー不明のショートアーチVブレーキで装着されているブレーキーシューも出所不明の一体型ショートタイプのモノです。ブレーキを掛けると最初からかなり「鳴き」が出る状況でした。

ゆっくり走る分には特に危険は無いのですが、コントロール性に不満(ブレーキを握っていくと、あるところでキュっと効く感じ)で、かつ、効きも甘めだったので、SHIMANO製のVブレーキと交換してもらいました。
交換でアーチも長くなり、ブレーキシューも船とシューが別になっていて、握る力に応じてジワっと効き始めて、最終的にはガッチリ効くようになり、鳴きも無くなりました。

シューは金属製の船とゴム製シューの2ピース構成

アーチもノーマルより長くなって居ます。
(ノーマルアーチだとタイヤのBig Apple化は無理かも?)

②タイヤはノーマルでは14×1.35サイズの割と細身のタイヤ(多分、軽量化を優先)でしたが、走行時の安定感と乗り心地が今ひとつだったので、シュワルベのBig Apple 14×2.00に交換してもらいました。重量的には200gほど増加していると思いますが、走行時ハンドリングの神経質さが無くなり安定感、乗り心地ともに大きく向上しました。

シュワルベ Big Appleでファット化して見た目もどっしり。

ノーマルとの太さの違いは↓こんな感じです。
 →
ノーマル 14×1.35       Big Apple 14×2.00

あと、パーツ交換ではありませんが、PLATINUM LIGHT6は購入時から後輪スポークの鳴きが酷く(走るとかなりの音量でパキポキパキポキと連続音がする)、最初は馴染んでいないのかと思っていましたが、時間とともにさらに酷くなってきたました。
小径ホイールで、僕自身、結構体重が重いので仕方ないのかと思いましたが、DahonのDove PlusやK3に乗せてもらってもそんな音はしなかったので、後輪スポークの状態を確認してみて驚きました。20本あるスポークのテンションがまちまちで、酷いものはニップルが手でくるくる回せるほどユルユルの状態でした。(Gicさん、これいくら何でも酷すぎです。)
そう言えば、一つ前に乗っていた同じくRENAULTのULTRA LIGHT7も後輪のスポーク鳴き大きかった。


Dahonの14inホイールを取り寄せてもらおうかと思いましたが、ダメ元で全部のスポークを一旦少し緩めて、出来るだけ同じテンションになるよう(手の感覚で)張り直して振れ取りを行ったら、嘘のように静かになりました。(素人作業なので、近いうちにVelo Kitchenさんで再調整してもらう予定です。)

それから、購入時の状態ではチェーンにしっかり給油(通常のWetタイプのオイル)されていて、チェーン(ノーマルでシルバータイプ)がベタベタ状態だったので、脱脂して(結構大変)Waxタイプのチェーンルーブに変更しました。

以上のカスタマイズで随分快適にサイクリング出来るようになりました。


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