2011年12月31日土曜日

真鍮無垢のハリケーンランプ




クリスマス以来、ちょっとハマっている炎の灯り。

クリスマスの食卓を少し演出しようとキャンドルランタンを購入したのが発端となり、もともと「キャンプ好き」、「火遊び好き」の血が騒いでしまい立て続けに無加圧式の灯油ランタンを3つも購入してしまいました。

その中で最後に購入したDIETZ 50という小型ハリケーンランプが非常に気に入っています。
DIETZ社は元々はアメリカ ニューヨークで灯油ランプを製作・販売していた会社ですが、現在は香港を拠点に中国で灯油ランプの製作を行っているようです。

ハリケーンランプは本来さほど高級な製品ではなく、造りもラフな実用品で材質も鉄製の物が主ですが、このDIETZ 50は真鍮製です。
金ピカが好きという訳でもないのですが、昔からこの手のキャンプ用ガジェットは真鍮製のものが好きで、ランタン、ストーブはOptimus、キャンドルランタンはBIG OAKの真鍮を愛用していました。
当時は、大きさの割に明るくないこの手の無加圧式のランタンには全く興味が無かったのですが、今になって、揺らめく優しい灯火の魅力に夢中という有様です。




ハリケーンランプは無加圧式のランプですが、ランプ上部チムニー内の熱対流を利用した給気機構を備えていて、単純な芯式のランプよりは燃焼効率が良く、炎も独特の形状で燃焼します。
デザインの特徴となっている左右の太い支柱はこの給気機構のダウンドラフトパイプになっていて、この中を新鮮な空気が下り、バーナー下部に供給され一次空気となります。
この一次空気はバナーの平芯の周りから吹き出す仕組みの為、炎は独特の薄い扇形のウチワのような形で燃焼します。



炎を横から見るとこんなに薄いのです。



ゆっくりと揺らめく炎を眺めながらの一杯は格別です。

このDIETZ 50、全体が真鍮製のため、暗闇の中で輝く姿は何とも美しく、実用本位のハリケーンランプとはひと味違った味わいが有ります。




ちなみにDIETZ 50は、Petromax HL1 と製品自体は同じ物のようです。(材質は違います。)
HL1はコストパフォーマンスの良いハリケーンランプなので、材質に思い入れの無い方にはお勧めです。



DIETZ 50 真鍮無垢ハリケーンランタン 3分芯  AS180  灯油ランプ





Petromax ペトロマックス HL1 ストームランタン

2011年12月11日日曜日

SIGMA DP1sのレンズキャップ

 
愛用のコンパクトデジカメ、SIGMA DP1sのレンズキャップをオートタイプに変更しました。
DP1s純正のレンズキャップはいわゆる正しいレンズキャップで、撮影時には手で取り外し、撮影後はまたキャップを付けるというモノでした。

しかし、スナップ用のデジカメとしてはキャップの取り扱いが面倒なのも事実でした。
そこで、今日日のコンパクトデジカメらしく自動でレンズにキャプが掛かるレンズキャップを購入しました。
元々は、RICOHのGR-Digitalシリーズで採用されていたクチバシのようなメカニズムのオートキャップですが、JJCという謎のブランドからSIGMA DP1、DP2シリーズ用が発売されていました。


 
取り付け部がちゃんとSIGMA DPシリーズ用になっているので、取り付けは簡単にしっかりと付きます。

閉じている状態ではこんな感じです。
強度、密閉度的には通常のレンズキャップには遠く及ばないので、簡易キャップと考えるのが妥当です。
軽い接触からレンズを守るという意味では十分に有効です。



DP1sが撮影モードになりレンズがせり出すと、レンズに押されて自動的にキャップが開きます。
この際、キャップの羽はレンズ面には接触しない(レンズ鏡筒部に押される)ようになっています。




開くとこのような感じになります。

3枚ある羽は取り付け方で、上が1枚にも上が2枚の状態にも可能です。
写真では上が1枚になるように取り付けています。

レンズキャップとしては少々高価ですが、撮影時の煩わしさや、キャップ紛失のリスクをから解放されるので非常に満足しています。DP1sをスナップカメラとして使う上では必須アイテムではないでしょうか。

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