2012年5月31日木曜日

京都の路地裏



最近はずいぶんと減ってしまいましたが、京都にはちょっと変わった路地が沢山ありました。

他の街の路地と違っているのは、路地の入り口です。京都は街の中の道筋が碁盤の目状に配置されていて、その升目ひとつ一つがそこそこ大きいため、多くの路地は碁盤の目の真ん中、つまり、道に面していない升目の中心部に入る為に作られているという点です。

このため、路地の入り口は升目の中ほどにあり、さらに、その入り口は表通りに面した家に開けられた小さなトンネルのようになっている場合が多いのです。

[Fujifilm FinePix X10]
 

こんな風に、道に面した長屋に開けられたトンネルをくぐると、升目の中に作られたもう一つの住空間に入っていけると言う訳です。

多くの場合、表通りに面した大きな家々と違い、コンパクトな長屋が両サイドに続き、最後は行き止まりになって居ます。

表とは隔離された静かな空間が、なんとも不思議な雰囲気を醸し出して居ます。

もちろん、車が通り抜けると言ったことはありませんから、地面も壁もゆっくりとした時間の中で風化していることはあっても、乱暴に破壊されているということはありません。

 

2012年5月26日土曜日

四条大宮のお気に入りラーメン



[Apple iPhone4]

珍元という名前のラーメン屋さん。

四条大宮の駅から徒歩10分ほどの距離の住宅街の中にあります。

京都らしい醤油豚骨のスープですが割りとあっさりしています。ラーメンが450円、チャーシュー麺(チャシウメン)が550円というリーズナブルな価格も魅力ですが味の方も中々のものです。

チャーシュー麺のメニューでの表示が「チャシウメン」となっているのもここの特色です。

 

2012年5月24日木曜日

生活の足



嵐電は四条大宮から嵐山を結ぶ、一見、観光客が主な顧客の鉄道のようにも思えますが、実際は沿線の人たちが生活の足として使う鉄道です。

ぶっちゃけ、京都を訪れる観光客というのは車やバス、タクシーで観光地と繁華街を点と点で結ぶような動きをする場合が多いようで、京都の街自体が持つ、人が生活する場所としての魅力には興味が無い人がほとんどだと思います。

軽薄短小、激安大歓迎の今の時代には、そういう観光が望まれるのでしょう。

おかげで、観光シーズンともなると、主要幹線道路は車で溢れ、観光地の近所では違法な路上駐車や観光バスが道を塞ぎ、ウチの前の細い路地まで、抜け道を探す車が容赦なく走り回るという非常に迷惑な状態になります。

そんな中でも、嵐電はいつもと同じように、通勤通学、買い物の足として安定した移動手段を提供してくれます。

[Fujifilm FinePix X10]
 

京都市は早い段階で、市街地全域をカバーしていた市営の路面電車を全て廃止してしまい、車のための街づくりを行ったのですが、個人的な感想としては大失敗だったと思います。

結局、今でも市街地の移動は、時間的には車と自転車で大して変わらないという状況で、混雑すると自転車の方が早かったりします。

もちろん近所に駅がある場合は、鉄道の方が数倍早く安定して目的地に到達出来ます。

京都という街を観光するのなら、電車、路線バス、徒歩を上手に組み合わせて、観光地以外の京都、京都という街自体が持つ雰囲気をゆっくりと感じてみるのも悪くない選択だと思います。

各交通機関が発行する一日乗車券などの「お得なキップ」を利用すれば、本当に自由に、気ままに観光を楽しむ事が出来ます。特に嵐電の一日乗車券はお勧め出来ます。

 

2012年5月23日水曜日

路地の奥の踏切



京都市の西部を走る嵐電こと京福電鉄は、一部、併用軌道(路面電車)区間を持つ電車で、街の中を走っているため沿線には色々な景色があります。


[Fujifilm FinePix X10]
 

ここは、東のターミナル駅である四条大宮駅からほど近い、住宅とお寺が混在する地域にある路地で、細い路地の奥に嵐電の踏切が見えます。

車が苦手な僕は、こういう車の入り込む余地が無い場所で、電車と人の生活が近い風景が好きです。

現在のように車が街中に溢れていなかった時代、人と道、人と鉄道、人と人はもっとゆったりとした良い関係だったのでは無いかと想像します。

 

 

2012年5月22日火曜日

Fujifilm FinePix X10



少し前になりますが、FujiFilmのX10を入手しました。

SIGMA DP1s以来、カメラは新調していなかったのですが、何故か急にX10が欲しくなり、入手してしまいました。

2011年度は、どちらかというとX10よりもX100の方が気になっていて、何度かヨドバシ京都に足を運んだ際に店頭の展示品を触ってみていました。ハイブリットファインダーは機構としてみるととても素晴らしい技術&アイデアだと思うのですが、今ひとつ自分にはピン!っと来るものが無くて、結局、それ以上深追いせず事なきを得ていました。

あと、今にして思えばX100は大きさ、価格的にどうも微妙なカメラだと思います。

しかし、デジカメでありながら、しっかりとした作り込みの金属ボディーを持つX100は、カメラというものに質感的な何かを求めてしまう僕には魅力的な存在でした。

その後、X10、X-PRO1とFujifilmのXシリーズが発売され、カメラらしい外観と質感を持つデジカメがラインナップされされて行きました。

X-PRO1は非常に魅力的なカメラでしたが、今更、Xマウントという新しいフォーマットに乗り換えるなど考えられなかったので、結局、X10を選ぶ事になりました。

X10はコンパクトデジカメですが、ボディーの質感は十分にカメラの雰囲気を持っています。唯一、残念に思うのは、軍幹部のメインダイアルがシャッター速度では無くモードダイアルだと言う点です。

あと、使い始めてから気がついたのですが、X10のイメージャーは中々面白いセンサーでした。

ベイヤー配列のセンサーではなく、独自の配列を持つ原色センサーで、解像度や感度を切り替える事が出来るようです。(もちろん、手動で設定出来るわけではありませんが。)

高感度時の特性は良いようで、ISO1600相当でもかなり綺麗な画が出て来ます。

[Fujifilm FinePix X10]

見かけ上のダイナミックレンジも広いようで、こういった夜景の撮影でも、明るい看板が飛んでしまう事もなく上手く写ります。

しかし、写りの雰囲気という点では色々と思うところもありますので、その辺はまたおいおいと感想を書かせてもらおうと思います。

 

2012年5月21日月曜日

iPadからのBlog更新



長いこと、iPadからこのブログを更新出来ないものかと思って居たのですが、やっと、使えそうなアプリに出会う事ができました。

Blogsyというアプリで、紹介されていたサイトによるとかなり高機能なブログ更新ソフトだそうです。(まだ、全然使い方が解っていませんが。)

そんな訳で、これからはブログを更新しようと思って居ます、今のところは・・・。

[Fujifilm Finepix X10]
ことぶきは元気にやっています。


あと、iPadで快適に使えるように小型のキーボードも手に入れました。

[Apple iPhone4]

これで、入力環境の方はバッチリのはずです。最近、デジカメもFujifilmのx10を入手し、写真を撮る頻度も上がっているのでまさにタイムリーという感じです。



Ratings by outbrain