2007年4月30日月曜日

大阪の都心部

仕事の帰り、気分転換に心斎橋から梅田まで歩いた。

今日は日よりもよく気持ちの良い散歩になりました。
途中、例によって靱公園を抜け、花壇の花を撮影しました。ポピーが花盛りです。

[Auto Tamron 2.8/135]

以前、淡路の空き地にさいていたものとは大きさが全く違うので、教えて頂くまで同じ種類の花だと気が付きませんでした。


[Auto Tamron 2.8/135]

大阪の中心部も高層マンションのおかげで人がたくさん住むようになり、休日でも以前のようなゴーストタウン化は見られなくなりました。犬と散歩している人をよく見かけます、高層マンションはペット可のところも多いようです。


[Auto Tamron 2.8/135]

人が増えるのに合わせて、中心部にも色々な店が戻ってきているようです。
ここはイタリアンレストランのようでプロシュートやソーセージが窓辺に吊してありました。

[Auto Tamron 2.8/135]

休日なので、裏通りには全く車が走っていません。これなら子供や犬との散歩も安心です。
大阪の地面は結構細かい起伏があります。元々は湿地帯を埋め立てた街ですから。

個人的にここしばらくの大阪の中心部の変化は喜ばしいことだと思います。
人が住んで、人が暮らしてこその街ですから。

[Auto Tamron 2.8/135]


最後に、背景の処理を失敗してしまった花の写真を。
こういう状況で良く見ると、点光源のボケにこのレンズの絞りの形、変形花形が出ていますね、初めて気がつきました。

明日も大阪で仕事なので、今度はJUPITER-9かSuper-Takumar 2.8/105あたりと散歩してみようと思います。

2007年4月27日金曜日

キワモノレンズ

きわどいレンズをもう1本紹介します。

Auto Tamron 2.8/135、現在は交換レンズメーカとして揺るぎない地位を築いたタムロンの昔のレンズです。
僕自身は今ひとつこのレンズの素性を把握できていないのですが、かなり古そうなレンズです。
前玉の曲率強く、レンズが球面の一部を切り出したものだと言うことを実感させてくれます。

絞り羽の枚数は9枚、羽の長さが短く、F8半から開放手前まで花形のような妙な形の絞りになります。
点光源のボケが花形になった記憶は無いのでそういった類の裏技は無いようです。

[Super-Takumar 1.8/55]

外観はこの時代のレンズ独特な、シルバーともブラックとも言えない感じのものです。
個人的に残念なのはピントリングの滑り止めがゴム製であるところです。絞りリングはちゃんと旋盤加工されたオール金属なので本当に残念です。


[Auto Tamron 2.8/135]

写りに関しては良いとは言えないように思います。この時代の低価格帯のレンズらしい写りといえばその通りだと思います。
特に開放では、コントラストもピントも甘めで少々ハレーション気味になります。

僕は柔らかめの写りが好きなのでこのレンズも気に入っているレンズの一つです。


[Auto Tamron 2.8/135]

少々ハレーション気味ですが、奥行き、立体感の表現はシンメトリーな構図の割には良いと思います。

[Auto Tamron 2.8/135]

このくらいの画角(35mm換算で200mm強)だと適度に圧縮効果が得られて車の撮影などには向いています。

四輪でしっかり踏ん張っている感じに写るので好きです。
(あ、写っている車は街で見かけた僕とは縁もゆかりもない高級車です。うちは初代Wagon Rです。)

発色とボケの雰囲気は悪くないと思います。
開放F値も2.8と明るめなので手ぶれ補正機能のない*ist DL2にはありがたい望遠レンズです。

あ、そうそう!、このレンズは短いフードを内蔵しています。これが結構便利だったりします。

2007年4月26日木曜日

サブカメラ

*ist DL2を持出すのが大変なとき(それなりに大きくて重いですから・・・)いつも使っているのがPentax Optio-Xです。

とてもコンパクトでバリアングルが使えるので重宝しています。
写りはデジタル一眼とは比べるべきではありませんが、ま、それなりと言うことで満足しています。
特にマクロは1cmまで寄れたりと良くできています。

[Optio-X]

職場の周りのつつじが満開でとても綺麗です。


[Optio-X]

くだんのTakumar 3.5/200を*ist DL2に付けるとこんな感じでとても巨大です。


[Optio-X]

コンパクトデジカメの写りは、どこがどうとはなかなか判らないのですが雰囲気があまり画面に現れないように思います。しっかりと写ってはいるのですがあまり感じるものがありません。

思いこみかも知れませんが、何が違っているのか知りたいと思います。

やっぱりボケですかね?

2007年4月24日火曜日

日陰者のレンズ

ペンタックスのレンズ群には昔からちょっと変わり種というか主力ではないものが時々あります。
主力の製品と同じ焦点距離でありながら明るさが微妙に違うレンズたちです。

現在のFA Limitedシリーズなどは明らかに別設計の高級製品群ですが、そこまで違うというのではなくびみょ~に違っている、主力の製品から見ると従兄弟的な印象のレンズたちです。

うちにもそういったレンズが2本あります。
1本は、SMC Takumar 2.0/35です。
この時代の35mmのレンズは3.5/35と言うのが主力で2.0/35というのは明るさ的には1段明るいのですがどうも日陰の存在です。

もう1本がこのTakumar 3.5/200です。
このレンズは世代的に古いと言うのもあるのですがTakumarレンズでは200mmの主力は4.0/200ではないかと思います。
4.0/200はそれなりに長いレンズですが細身で写りの評価も高い望遠レンズです。

対して3.5/200はかなり太い大きなレンズで明るさ的には少々明るいのですが、ハッキリ言って大きすぎます。

[Takumar 3.5/200]

個人的にはこのレンズの写りも結構好きです。


[Takumar 3.5/200]

古いレンズなのでコントラストは甘めで写りも開放では少々ねむい感じですが少し絞るとそれなりにシャキッとしてきます。

僕は基本的に柔らかめの描写が好きなのでこの欠点も僕にとってはメリットと言えます。


[Takumar 3.5/200]

ボケはTakumarレンズらしい柔らめのボケで、絞っても綺麗な形のボケになります。
それもそのはず、なんとこのレンズはプリセット絞りなので絞り羽根が18枚もあります。

JUPITER-9よりもさらに多い絞り羽根を持っていますので絞りの形状は円形といっても差し支えないと思います。


[Takumar 3.5/200]

発色も、マルチコートされていないレンズとしては十分だと思います。


[Takumar 3.5/200]

しいて気になるところを上げると、ボケに色収差が出ることが良くあります。
上の写真の電線のようにコントラストの強いボケでは色滲みが顕著です。

パープルフリンジとはちょっと違って赤系や緑系の滲みになることが多いように思います。
緑の滲みというのはどういう仕組みで出てくるのか少々不思議な感じがします。(色収差では無いのかも知れません。)

絞り枚数の多いところなどとてもくすぐられるレンズなのですがその大きさと重さから、ほとんど散歩写真しか撮らない僕にとってはあまり出番のあるレンズではありません。

2007年4月23日月曜日

ボケ味

レンズの違いによるボケ味の違いは気にしだすととても気になったりします。

ハッキリと違いが判る場合もあれば、ほとんど気の持ちようではないかと思うこともありますが違いがあることは間違いないようです・・・、たぶん。

[Super-Takumar 1.8/55]

僕は今のところこのSuper-Takumar 1.8/55が一番のお気に入りです。


[Super-Takumar 1.8/55]

でも、本当のところは気の持ちようなのかも知れません・・・。

2007年4月21日土曜日

日本の報道機関のモラルとスキル

米国で起こった銃乱射事件、犯人の姉が声明を出し心境を伝えるというニュースがありました。

各社、色々と報道している中、時事通信のニュースは声明文の原文とは異なった順番で内容を伝えています。
原文ではまず最初に被害者、社会に対する真摯な謝罪がありそのあと家族や自分自身の心境が語られていたのを逆の順番で報道しています。

文章の内容というのは語られる順番にも大きな意味、意図があると思います。

時事通信のこの記事を担当した記者及び校正に当たったデスク担当者には基本的な文章の読解・作成能力が欠如しているか、文章の印象を変更する意図があったとしか思えません。

外国の文章を日本語に翻訳して伝えている、もしくは概要をかいつまんで伝える報道記事を読むとき、日本の報道機関のもつモラルやスキルの現状をよく頭に入れてから読まないと原文の意図とは違った印象を持ってしまうと言う怖い事例だと思います。

時事通信の記事:
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007042100114

声明の原文:
http://edition.cnn.com/2007/US/04/20/shooting.family.statement/index.html

2007年4月20日金曜日

ロッキー・ザ・トレイン

[Super-Takumar 1.8/55]

大阪のシンボル通天閣のお膝元(恵美須町)から、刃物と自転車の町堺の浜寺公園までを走るチンチン電車、阪堺電気軌道が映画「ロッキー・ザ・ファイナル」の公開とタイアップして期間限定で走らせている「ロッキー・ザ・トレイン」に乗ってきました。

車内は、映画のポスターが中吊り広告として吊られているほかご覧のように吊革全てにボクシングのグローブがデコレーションされています。


[Super-Takumar 1.8/55]

車両の外観はこんな感じ。

この車両の塗装は初期の南海電車のカラーリングだそうです。
元々は車体のラッピング広告が開始された頃に、ある人がその料金を自己負担してこの初期のカラーリングをオーダーしたのが始まりだそうです。

粋なことをする人が居るものだと感心します。


[Super-Takumar 1.8/55]

吊革のグローブは左右の列が赤と青の色違いです。

[Super-Takumar 1.8/55]

なぜ、この車両がこの企画に選ばれたかというと、この車両は昭和3年製造の国内でも最古参の現役車両で、その古参が現役で頑張っている姿が映画のモティーフと重なったからだそうです。


[Super-Takumar 1.8/55]

車体は木製で、色々なところに細かい装飾がなされています。
機能性を重視する最近の車両デザインにはないハイカラさを感じます。


[Super-Takumar 1.8/55]

乗降扉も中央部のものは左右開きの2枚扉、手すりやガードはすべて真鍮製で使い込まれた加減がとても渋い風合いを出しています。

[Super-Takumar 1.8/55]

行き先表示や、車内アナウンス用に新しめの機器も装備されていますが、運転装置などは当時の雰囲気が良く残っています。

台車も当時のものが大切に使われているようで、吊り掛け式モーター独特のギャーの唸りが懐かしい乗り心地です。

[Super-Takumar 1.8/55]

よそ者の僕にとっては珍しい企画電車ですが、地元の人は他の車両と変わりなく日々の足として利用しているところがとても良い感じのチンチン電車でした。

阪堺電車には末永く頑張ってもらいたいと切に願います。

2007年4月18日水曜日

昭和の気配

朝、阪急淡路駅から職場まで徒歩20分。
再開発の途中でしばらく放置されている昭和の気配を残す街並を歩く。

[Super-Takumar 1.8/55]

人が住まなくなった家の庭先にも花が咲きます。

[Super-Takumar 1.8/55]

午前中と言うこともあって、公園にも人影がありません。

[Super-Takumar 1.8/55]

人が住まない家は荒廃がすすみ、独特の雰囲気を持つ昭和の廃屋になります。
高度成長期前夜、狭い路地に建てられ右肩上がりの夢を見た長屋達は徐々に消えていきます。

おなじ時期を生きた「団塊の世代」と呼ばれるお父さんやお母さん達も定年退職を迎え第二の人生を模索しているようです。

この街並もいま、次の世代に生まれ変わるまでのひととき静かにたたずんでいます。

[Super-Takumar 1.8/55]

子供時代から学生時代に昭和を生きた僕は、こういう景色を見るととても懐かしく感じます。

毎日が楽しかった自分の子供時代を思い出すと、路地、長屋、2階建文化住宅、市場、商店街、駄菓子屋、土管のある空き地・・・
近所の爺ちゃんばあちゃんや子供の姿がセットになる風景が減ってしまいとても残念です。

2007年4月17日火曜日

自身の重さで

くだんのHappyプッチンプリン、元々は結構縦長の形をした容器に収まっていますが・・・


プッチンすると・・・


このように普通のプッチンプリンとよく似た形(サイズは違います)になります。
ものがプリンというとても柔らかいものなので自重で潰れてちょうど良い形になるのですね~。

それにしても食べ応えありました。

2007年4月16日月曜日

ハッピー ぷっちん!!

「何か、でっかくないですか? このプッチンプリン」 by ことぶき

[JUPITER-9 2.0/85]

やっと手に入れました!
Happy プッチンプリン!!

まだ食べていませんが、この大きさ! 素敵です!!

明日食べるのが楽しみです。

2007年4月13日金曜日

PARAGON(パラゴン)

パラゴンと言えば・・・

・ イギリスの陶磁器メーカー
・ JBLのスピーカー
・ イタリアの筆記用具メーカーOMASの定番万年筆
・ 帰ってきたウルトラマンにヒドイめにあわされた怪獣


[JUPITER-9 2.0/85 + 接写リング No.1]

と身近な?ものに色々ありますが、僕の場合はスピーカーと万年筆が一番ピンと来ます。
陶磁器のパラゴンをよく知らないのですが、普通に考えて自分のものとして手元に置けるのは万年筆くらいでしょうか?

スピーカーのパラゴンは発売当時の価格で1,736,000円だそうで、当時の平均月収が3万円前後と言うことですので現在の貨幣価値に無理矢理換算すると一千万円を超えてしまうと言うとんでもない価格です。(現在、中古で150万円~300万円くらいの値段が付くことがあるそうです。)

怪獣に至ってはプライスレスですから。

万年筆のパラゴンは12角形のペン軸がとても持ちやすく、樹脂製の軽量ボディーと相まってとても使いやすい万年筆です。
カートリッジ式ではなく独自のインク吸引式なので、好きなインクが使えるところも気に入っています。

万年筆は基本的に吸引式のものを使っています。唯一のカートリッジ式はKaweco Sport Classicくらいです。

インクはプライベート用では伊東屋ロメオのカクテルインク(Good EveningやSea Blizzard)、ペリカン4001(ターコイス)、パブリック用ではセーラー ジェントルインク(グレー)、ペリカン4001(ブルーブラック)、パイロット(赤)を使っています。


いつかお金持ちになったらJBLのパラゴンを我がものに!なんて事はまったく思いません。
ConerPocketに聴きに行く方が色々な意味で幸せです。



押し入れ

ふと見ると・・・
[SMC Takumar 3.5/28]

押し入れからことぶきが顔を出していました。
こういう事するの好きですよね、ねこって。

おでん専門店

昨日、またくだんの友人とConerPocketへ行った。

中学の同級生だった友人共々40を超えたおっさんなので最近は一緒に食事をするときも選ぶ店が変わってきました。

居酒屋を避け和食を求めて店を探すことが多くなり、駅前などではなかなかあっさりとした和食で軽く飲める店を見つけるのも大変だということを実感しています。

[Super-Takumar 1.8/55]

昨日の店はおでん専門店。おでんが一品 200円~600円とけして安くはありませんがいっぴん一品、とても丁寧に調理されていて素材の味を堪能できました。

なかでもちょっとショックだったのはトマトのおでんがとても美味しかったことです。
湯むきしたトマトがまるままおでんになっていました。薄味の出汁とトマトの酸っぱさと甘さがとても良く合っていました。

薩摩揚げや牛蒡天も自家製だそうでかなりこだわりのある店でした。

揃えられている焼酎、日本酒(純米酒中心)もつうな銘柄ばかりでした。

おすすめは玉子のおでんですが、この玉子は半熟で本当に美味しかったです。
(写真が無いのは、味わうのと話すのに夢中で・・・)

おでん屋で一杯ひっかけたあと、ConerPocketで1時間半ほど音楽を堪能して帰りました。
リクエストだったのか昨日は珍しくレゲイやボサノバもかかっていました。

2007年4月11日水曜日

ムネヤケ

人の目を盗んで残飯入れのラップを食べてしまったことぶき



半日、ケロケロ + ぐったりでどうなることかと心配しました。
昼過ぎには、食べたモノを全てもどして嘔吐は治まったのですが夕方までぐったりとケージで寝てました。

我が家は今日を境にラップ使用禁止の家になりました。

今(夜)は完全に復活して窓の外の監視に忙しいことぶきでした。

2007年4月10日火曜日

円山公園の桜

八坂神社に「三井家奉納 雛道具」を見に行ってきました。
年に1回、1日のみ公開される雛人形と雛祭りの道具は、大正から昭和にかけて制作された素晴らしい細工のものばかりでした。

公開に使われる常磐殿も元新町六角の三井邸にあった常磐御殿を移築したもので、建物の細部にまで細かい装飾を施した雅な空間でした。

もちろんお雛様も道具も撮影禁止ですので写真はありませんが常磐殿のお庭は撮影出来ました。

[SMC Takumar 3.5/28]

[SMC Takumar 3.5/28]

2枚目の写真に写っている手水鉢ですが、これ直径が1.5m近くある巨大なものです。こんなに大きな水鉢が庭先にあるのは始めてみました。

茶席でお茶を頂いた後、せっかくなので円山公園の枝垂れ桜を見に行くことにしました。

[JUPITER-9 2.0/85]

[JUPITER-9 2.0/85]

今年は気候が不順だったせいか、桜は一斉に開花せず「満開」という感じではありませんが多分この日の前後が見頃ではなかったかと思います。

枝垂れ桜も数年前の危機をなんとか脱して花を付けていましたが、以前の壮大さはありませんでした。もうしばらく静養の時間が必要なのかも知れません。気の毒な気がしたので撮影していません。

日曜日なのもあって四条、祇園、八坂神社、丸山公園は凄い人出で歩くのも大変なくらいでした。

来年はどんな様子になるのでしょうね。

2007年4月8日日曜日

オーディオ装置

先日、ConerPocketで素晴らしいJazzを聴かせてもらったのが耳に残ってしまい久し振りに家でもJazzを聴いてみようと思った。

もちろん、ConerPocketのように洗練されたシステムが家にあるはずもなく、しばらく電源を入れていなかった家のオーディオに起きてもらうことにしました。

CDプレーヤー : SONY XA30ES

アンプ : ONKYO A-933

スピーカー : JBL J216PRO

ヘッドホン : STAX SR-001 mkII

中学生の頃(四半世紀前)、オーディオブームというのがあり、その頃から色々なオーディオ装置を使ってきて現在の装置は上記の様な組み合わせ。
かれこれここ2年ほどはこの組み合わせを使い続けています。

僕の場合、スピーカはJBL意外考えられませません。それも最近のJBLではなく、古いタイプが好きです。
J216PROはJBLとしては最低ラインに属する製品ですがJBLっぽさがあって気に入っています。

CDプレーヤーは特にこだわりがないのですが、XA30ESは固定ピックアップ式でローパスフィルターの選択が可能なところが気に入っています。

アンプは数年前までHarman/Kardon HK870というハイスピード(即時給電)パワーアンプをCDプレーヤー直結で使用していたのですが壊れてしまい、しばらくどうしたものかと考えていたところ、ONKYOで開発の仕事をしていた友人からこのA-933を勧められ購入しました。

ミニコンサイズの小型アンプですがデジタルアンプ(VL DIGITAL)と言うことで定格 80W + 80W、ダイナミックパワーでは200W + 200Wくらいまで出せるという非常識さと、計測歪みなどの数字を重視するのではなく技術者の「耳」で調整されていると言うところが気に入っています。
実際、定格時の全高調歪みは0.1%と安物のミニコンポよりも歪みが大きいというカタログスペックです。カメラのレンズで言うとPENTAXのLimitedシリーズのようなコンセプトの製品だと思います。

味付けの問題だと思いますが、VL DIGITALは暖かい感じの音色でスピード感はA-933よりもHK870のほうが爽快だったように思います。
VL DIGITALアンプは超高効率でほとんど発熱しないのも特徴です。HK870は音量を上げると暖房機かと思うほど発熱していたので対照的です。

ヘッドホンはSTAX SR-001 mkII。これも使い始めて10年弱になりますが今のところこのサイズでこれを超えるものに出会えていません。

ほとんど骨董趣味みたいなものですね。

それなりに気に入っていた家のオーディオですが、ConerPocketの音楽が耳に残っているときには寂しい限りです。

また、近いうちにConerPocketに行きたいものです。

2007年4月7日土曜日

Jazz喫茶

このところ桜の写真が続いていたので今回は趣向をかえて室内での撮影です。
室内といっても家の中ではなく、西宮北口にあるJazz喫茶「ConerPocket」の店内です。

[JUPITER-9 2.0/85]

西宮在住の中学時代の友人と夕食の後、すこし音楽に浸ろうと久し振りにおとずれました。
結婚前は時々、京都から足を伸ばしてJazzなひとときを過しに来ていたのですが、ここ3年ほどは足が遠のいていました。

久し振りのConerPocketの雰囲気は以前と変わらず、とても心地よいひとときを過させて頂きました。

[SMC Takumar 3.5/28]

ConerPocketのJBL Paragon。

この不思議な外観のスピーカーから弾き出されるJazzは、けっして他の場所では体験出来ない!!

COUNT BASIE オーケストラのとても引きの早いリズムももたつくことなくガンガン迫ってくるParagonというスピーカーと、このオーディオシステムを構築し、維持されているマスターの鈴木さんに感謝です。

[JUPITER-9 2.0/85]


最後にやっぱり本日の桜を。
本日の京都は小雨の一日でした。

[JUPITER-9 2.0/85]


リンク modern jazz ConerPocket


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