先日、ConerPocketで素晴らしいJazzを聴かせてもらったのが耳に残ってしまい久し振りに家でもJazzを聴いてみようと思った。
もちろん、ConerPocketのように洗練されたシステムが家にあるはずもなく、しばらく電源を入れていなかった家のオーディオに起きてもらうことにしました。
中学生の頃(四半世紀前)、オーディオブームというのがあり、その頃から色々なオーディオ装置を使ってきて現在の装置は上記の様な組み合わせ。
かれこれここ2年ほどはこの組み合わせを使い続けています。
僕の場合、スピーカはJBL意外考えられませません。それも最近のJBLではなく、古いタイプが好きです。
J216PROはJBLとしては最低ラインに属する製品ですがJBLっぽさがあって気に入っています。
CDプレーヤーは特にこだわりがないのですが、XA30ESは固定ピックアップ式でローパスフィルターの選択が可能なところが気に入っています。
アンプは数年前までHarman/Kardon HK870というハイスピード(即時給電)パワーアンプをCDプレーヤー直結で使用していたのですが壊れてしまい、しばらくどうしたものかと考えていたところ、ONKYOで開発の仕事をしていた友人からこのA-933を勧められ購入しました。
ミニコンサイズの小型アンプですがデジタルアンプ(VL DIGITAL)と言うことで定格 80W + 80W、ダイナミックパワーでは200W + 200Wくらいまで出せるという非常識さと、計測歪みなどの数字を重視するのではなく技術者の「耳」で調整されていると言うところが気に入っています。
実際、定格時の全高調歪みは0.1%と安物のミニコンポよりも歪みが大きいというカタログスペックです。カメラのレンズで言うとPENTAXのLimitedシリーズのようなコンセプトの製品だと思います。
味付けの問題だと思いますが、VL DIGITALは暖かい感じの音色でスピード感はA-933よりもHK870のほうが爽快だったように思います。
VL DIGITALアンプは超高効率でほとんど発熱しないのも特徴です。HK870は音量を上げると暖房機かと思うほど発熱していたので対照的です。
ヘッドホンはSTAX SR-001 mkII。これも使い始めて10年弱になりますが今のところこのサイズでこれを超えるものに出会えていません。
ほとんど骨董趣味みたいなものですね。
それなりに気に入っていた家のオーディオですが、ConerPocketの音楽が耳に残っているときには寂しい限りです。
また、近いうちにConerPocketに行きたいものです。
2007年4月8日日曜日
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3 件のコメント:
子供が生まれてから家が狭いこともあって、オーディオセットはどんどん片隅に追いやられ、今や結線も外された状態です。お気に入りだったHARBETH HL5も、誤って片側のトゥーイーターを過大入力で飛ばしてしまいましたが、QUADのCDプレーヤーだけは、STAXのヘッドフォンにつなげて聴ける状態を保っています。でも、最近ではもっぱらCDラジカセです。脳内補正が働くのか(笑)、CDラジカセでも結構楽しんで聴いています。
ところで、ten様、よろしかったら貴ブログを私のブログからお気に入りでリンクさせていただいても宜しいでしょうか?
クォード+ハーベスとは贅沢なシステムですね。
ブリティッシュなオーディオは一度も使ったことがないのですが、きっと繊細でかつ広がりのある鳴りなのだろうと勝手に想像してます。残念ですがハイエンドオーディオは中々手が出せません。
僕は人間がいい加減なので、適当でノリの良い印象のJBLやBOSEなんかが好きです。
>CDラジカセでも結構楽しんで聴いています。
不愉快なく音楽が楽しめると言う意味ではCDラジカセはものによってとても優秀だと思います。
白状すると僕も風呂場で使っている(NapsterをFMで飛ばしてる)千円ちょっとで買ってきた10cmフルレンジ1本の単一電池×4本駆動の風呂ラジオの鳴りがとても気に入っています。
狭い風呂場のエコーのせいもあるのだと思いますが、ときおりサックスなんかの音が妙に艶めかしくてドキッとします。
リンクの件ですが私のブログで宜しければ是非、お願いいたします。
お言葉に甘えまして早速リンクさせていただきました。
伝統的なブリティッシュ・サウンドはレンジも狭く、いわゆるハイファイとは呼べないのかも知れませんが、クラシックをゆったりと聴くには最適でした。
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