2007年3月8日木曜日

接写リング

ASHAHI PENTAX S用 接写リングセット。

この時代の金属加工品質は素晴らしい。
単純にレンズとボディーの間を延ばすためのチューブですが全て削り出しで作られていて、内面も乱反射を押さえるために細かなグルーミングが施されマット仕上げされています。

とかくプラスチックを多用する最近の機材とは本質的に違うモノのように思います。
機能を満たすための最低限の材料を選択するか、物としての存在価値を求めるか、ユーザーの選択が最終的にメーカの製品に反映されると言うことですね。


話は戻ってクローズアップレンズと接写リング、どちらを使うかは悩むところですが、それぞれ一長一短あるようです。
・ 屋外の撮影では手軽さからクローズアップレンズ。
・ 屋内で物のアップを撮影する場合は、色収差、特性の変化が少ない接写リング。

そのほかにも色々と違いがあるように思いますが、接写リングの方が自然な雰囲気です。

接写リング No.3 + Super-Takumar 1.8/55で撮影した懐中時計

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