Voigtländer Bessaflex TM
くだんのBessaflexを今日、初使いしました。
新品の銀塩一眼レフを買ったのは中学生の時、お祖父ちゃんにNikon FE2を買ってもらって以来でその時も家族を一番に撮した記憶があるのと、今回はかなり無理をいって購入したので最初に写ってもらうのは奥様とことぶきと決めていました。
そんなわけで入手から2日たって今日が初使いとなりました。
奥様とことぶきに写ってもらった後は、とりあえずテストに家の玄関先を一枚。
とにかくこのカメラはファインダーが明るく綺麗です。
絞り込み測光をONにしていない状態のファインダー内には、明るくてクリアなスクリーン以外は何もないという潔さです。
測光スイッチをONにするとスクリーン左側に3点LED式の露出計が現れます。
ファインダーをのぞき大体のフレーミングを決めピントを合わせたら、絞り込み測光スイッチをON、露出計の指示を見ながら露出を合わせます。
絞りは撮影前にだいたい決めているのでシャッター速度で大まかな露出を合わせます。
シャッター速度ダイヤルは軍幹部、シャッターの左側(ごくごく普通の位置)にあるのですが、ダイヤル自体が分厚く滑り止めのグルーミングもしっかり切ってあるのでファインダーをのぞきながら右手の人差し指で十分操作できます。
シャッター速度が決まったら、絞りを微調整して露出をあわせ、フレーミングの最終確認をしシャッターを切って撮影完了です。
結構手間ですが、ま、この手順がこのカメラの最大の楽しみです。
露出計はネガ撮影には十分な精度があるようです。
ことちゃん!、なんでそんなところに??
ファインダーが明るく綺麗なのでピント合わせに困ることはありません。
さすがにTakumar 3.5/200を付けるとBessaflexは軽くて小さいのでバランスは良くありませんが、マグネシュウム合金でできた金属製ボディーの剛性は十分で重く大きなレンズを装着しても強度的な不安はありません。
それにしてもTakumar系のレンズはボケがふわりと柔らかくとても好みです。
家の近所にある桂川の堤防です。対岸に見えるのは中州です。
木が生い茂っていて向こう岸のように見えますがこの中州の向こう側に桂川の本流が流れています。
使用したフイルムがダイソー KODAK Gold200(100円)だったので少々黄色みが強い写真になっていて、季節感が妙な感じです。
このAUTO TAMRONはTakumar系とはちょっとちがった印象のボケですね。
初夏の堤防には草木が生い茂り、昆虫、鳥などをたくさん見ることが出来ました。
デジタルも便利でいいですが、たまにはこういうカメラで1枚1枚をスローに大切に撮影するのも良いものだと思いました。
※写真はネガをフラットベッドスキャナーでスキャンしています。画質が今ひとつなのはスキャンの腕が悪いからでカメラやレンズのせいではありません。
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4 件のコメント:
うー、いいですねぇ、明るいファインダー
のM42専用機・・・
MZ-3でもファインダーは明るいのですが、マウントアダプターは必要ですからね。
近所のフジヤカメラにまだ在庫があるんですよねー、28K円くらいだったかな・・・
うー、あぶない、あぶない(笑)
>hoppymanさん
いやぁ、ついつい買ってしまいました。
使ってみた感想ですが、カメラとしてはしっかり出来ていると思います。
ただ、質感、操作感は「素晴らしく良い」という感じではないです。
決して悪くは無いのですがやはり、現代のカメラということだと思います。
価格を考えると上出来だと思いますしこのカメラの特異性を考えると生産が終わってしまったことがとても惜しく思えます。
デジタルカメラから初めて、銀塩も使ってみようという趣味人には絶好のカメラだと思うので本当に残念です。
hoppymanさんも1台是非に!!
MFレンズにはMFカメラが最適ですよね。AFカメラのファインダー・スクリーンはMF向きではありませんので。中にはMF用のスクリーンに交換している強者もおられるようですが、測光に影響があることですし・・・
う、このカメラはマグネシウム外装だったのですね。おまけに黒はペンタプリズムの形状が三角屋根だけれど、シルバーはまるでトプコンREスーパーのよう・・・
これはマズい・・・
ちゃりんこで行けるフジヤカメラではシルバーが26.8K円で、在庫もまだ潤沢!
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