2007年5月8日火曜日

曲者の魅力

友人にしても食べ物にしてもカメラやレンズも、癖のあるものは一旦、仲良くなってしまうと良い関係が長く続く事が多々あるように思います。

AUTO mamiya/sekor 2.0/50も僕にとっては楽しい関係が続いているものの一つです。

前にも書きましたが、最近のレンズとは比べものにならないくらい色々と問題点のあるレンズですが、その性格を承知して付き合うと、なかなか新鮮な楽しみを毎回提供してくれます。

[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

5月の空に力強く泳ぐ鯉のぼりです。
ハレーション気味でお世辞にも綺麗な写真とは言えないのですが、5月の暖かい風と日の光を受けて、少々汗ばむような陽気を感じることが出来て好きです。


[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

薔薇とつつじが満開の季節、新緑のなかに咲く大振りの薔薇。
このボケの感じは好きです。


[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

このレンズ、赤系の色はかなり鮮やかに写ります。


[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

おなじみの淡路駅周辺。
昭和な街並が素敵です。長屋のお好み焼き屋さん、最近は少なくなりました。


[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

このレンズ、何かの加減で点光源が不思議な丸ボケになります。
周辺部で起こると、歪みの関係で楕円形になったりして面白いですよ。


[AUTO mamiya/sekor 2.0/50]

ことぶきもキラキラをしょってちょっと良い雰囲気です。

Takumarのように真面目な描写のレンズも良いですが、こういった破綻のあるレンズも、そう言うものだと納得して使うととても楽しいと思います。

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