日本のカメラメーカーと言えばNikonにCanonがつとに有名で、一時期はその他にも多くのメーカーが色々と特徴のある面白いカメラを作っていました。
しかし、カメラを趣味としていない一般の人達にはCosinaという半端ではないメーカが日本にあることはあまり知られていないように思う。
Cosinaは長野県中野市に拠点を置く光学機器メーカーで、世界に数社しかないと言われるガラス基材の溶解からカメラ本体までを自社で一貫生産する能力を持つ希有なメーカーです。
レンズの生産が主な業務のようですが、カメラ本体の製造も手がけ、Nikonにマニュアルカメラ(FM10)をOEM供給していたこともあるようです。
海外の有名ブランド(光学機器)の商標使用権も取得していてVoigtländer(フォクトレンダー)やZeiss Ikon(ツアイス イコン)などのブランドでいまでもカメラやレンズを生産販売しています。
そのCosinaから以前発売されていたBessaflex TMというM42マウントの一眼レフを入手しました。
すでに生産が終了した機種ですが、ものがものだけにあまりユーザーがいなかったのか今でも何とか新品を入手することが可能です。
まだ、フイルムを通していませんが、ファインダーをのぞいたり、シャッターを空切りしているだけでもワクワクするカメラです。
特にファインダーは綺麗で明るく大きく、普段APS-Cサイズの*istのファインダーを見慣れている僕には、ちょっと大げさかもしれませんが大型のハイビジョンテレビを見るような感動があります。
完全マニュアルのカメラですが、外装はほぼ全てが金属製で持った感じも質感もシャッターの音もとても素敵です。
無理を言って買わせてもらったので大切に使っていきたいと思います。
話は変わって、今日もAUTO mamiya/sekor 2.0/50で撮影した写真を少し。
あさ、部屋の掃除のために窓を開け放つ際にケージに閉じこめられたことぶきです。
薔薇の季節のようで、町中あちこちで見事な薔薇を見かけます。
少々極端な描写のようにも思いますがこのレンズ、花の撮影は向いているように思います。
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3 件のコメント:
あー、ついにフィルムカメラもいっちゃいましたか(笑)
ベッサフレックスいいですよね。私も欲しいことは欲しいのですが、フィルムの使用頻度が極端に落ちているので手を出せないでいます。必要な場合にはMZ-3もSPもありますし・・・
>hoppyman さん
はい、ついに手を出してしまいました。
最近、銀塩はCanon(FD)ばかり使っていた(と言っても最近はほとんどデジタルでしたが)のですが、M42を*ist DL2で使い始めてからどうしてもM42を35mmの大きなファインダーで使ってみたくなり買ってしまいました。
まだ、フイルムを通していませんが、Beesaflexはなかなか良い感じのカメラです。ファインダーがスッキリとしていてとても綺麗です。
FTbと比べると青みがかった(FTbが赤い?)色合いでF8くらいまで中央のスプリットプリズムが使用可能です。
hoppymanさんはSPをお持ちのようでとても羨ましです。
明日、1本目のフィルムを通す予定です。楽しみです。
あ、Bessaflexですが一つとても良いところがあります。
シルバーボディーはペンタプリズムのカバーがTOPCONのREのような形をしていてプリズムカバーの後頭部が平らです。でそこがゴム張りなっているのでレンズ交換の際、この部分に親指をかけてボディーを上下から持つことでとてもしっかり持ててレンズ交換が安心です。
その辺の使い勝手を考えてこのデザインになっているのかどうかは不明ですが中々良くできた形です。
SPは小学校6年生の時に父に初めて買ってもらった一眼レフです。丈夫なカメラで、今でもちゃんと現役です。ただ、今となってはファインダーがちょっと暗いので、MZ-3の購入以降は出番が無くなっています。ちゃんと使ってあげないといけないですよね。
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