2007年10月13日土曜日
REVUENON 55mm F1.2のボケ
このREVUENON 55mm F1.2 はCOSINA製のKマウントレンズですが TOMIOKA 55mm F1.2 の流れをくむレンズだと言われています。
開放時のボケは凄まじく、最短撮影距離近辺での開放時の被写界深度は1cmないのではないかと思えるくらいです。
また、ボケ味も羽毛のように柔らかく(下の秋桜の写真と比べてみて下さい。)、開放ではハレーションのような独特の雰囲気が得られます。(性能上は良くない事だと思いますが。)
富岡光学の55mm F1.2は中古市場で見かけることがほとんど無いレアでプレミアムなレンズですが、このコシナのKマウント55mm F1.2は元々がとても安価なレンズだったので、上手くすれば諭吉さん1枚で入手可能です。
最近の超高性能で素晴らしく綺麗に写るAFレンズに飽きたらなくなった方にちょっとお勧めのレンズです。
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2 件のコメント:
こんばんは。ブログ拝見させていただきました。
無個性の良すぎる写りに飽きて、クセ玉に魅力を感じていらっしゃるのでしょうか?
私も同じくです。
最近、良い写り、良いカメラ…が必ずしも万人に好まれるのではないと
思うようになりました。私の愛用のミランダ、評価が高いわけでは
ありませんが、使いやすいですし描写も大好きで、気の合う友人です。
>ありしあさん
コメントありがとうございます。
僕の場合はクセ玉に魅力を感じているというよりは、古いレンズのほうが景色をパッと見た瞬間のイメージに近い感じがして愛用しています。
人の目は注視点はよく見えている感じですが周辺のものはそんなによく見えていなくて、視線を動かすことで視界全体の詳細なイメージをつかんでいるのではないかと思います。
パッと見た瞬間って、見ようとしたもの意外はかなり印象が薄いと思います。
その感じが古いレンズの描写に近いのではないかと思っています。
最新の周辺部描写性能までしっかり計算・設計されたアスフェリカルなレンズの描写は景色を細部までしっかり見渡したような印象で僕の印象とはちょっと違う感じがします。
後は、新しいレンズは高価でなかなか手が出せないというのが一番の理由です。
ミランダ、良いカメラだと聞きます。
ミランダとオールドレンズを使ったありしあさんの写真楽しみにしています。
HP、日記また覗かせていただきますね。
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