「天高く・・・」といわれる秋の空ですが、本当に高く見えます。
行き交う飛行機がとても格好良く見える空模様になってきました。
雲一つ無い真っ青な青空も綺麗ですが適度に高い雲のある空もダイナミックで好きです。
歪みが良く処理されているsmc PENTAX 2.8/24ですが流石に見上げでこういうパースになるとそれなりに目立ってきます。右手奥の橋は本来、左右対称のアーチですが右下方向に流れています。
この橋は「長柄橋」▼という橋で、古くは弘仁3年(812)に架けられ幾多の和歌に歌枕として読まれた橋の名前を受け継いでいるそうです。
元祖の長柄橋は人柱の悲しい言い伝えのある橋ですが1000年の時を経て昭和の時代にこの位置に架けられた長柄橋は戦争中の爆撃で大破し、橋の下に避難していた多くの人に犠牲が出たそうです。
慰霊のために橋の南詰めには観音様が奉られています。
隣には阪急千里線の長い連続トラス橋があります。その向こう側には水道かガスか定かではありませんが連続アーチに支えられたパイプライン橋が並行しています。
この近辺は橋銀座と言っていいような橋の密集地域ですがその中でも長柄橋のニールセンローゼアーチはひときわ美しいシルエットを秋の青空をバックに見せてくれます。
2007年10月17日水曜日
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