2008年7月13日日曜日

CONTAX G1 + Carl Zeiss Planar 2/45 T*

 
京セラがCONTAXから撤退してしまって久しい。

CONTAXのカメラはCarl Zeiss T*レンズと共にずっと僕にとって憧れでした。

初めてCONTAXブランドのカメラを手にしたのは20年ほど前、今はもうない三条河原町下ルにあった某カメラ店でコンパクトで綺麗な初代CONTAX Tに出会い、手持ちを全て注ぎ込んで手に入れた時でした。

このCONTAX Tというカメラはなんとも「不思議ちゃん」なカメラで、決して使いやすいカメラでは無かったのですがしばらくの間、愛用していました。
その当時の僕には「力まず素直に写真を撮る」と言う考えが全く無く(今だ出来ていませんが)このカメラの良いところがちゃんと理解できませんでした。

そのうちだんだんと使わなくなり、数年後には手放してしまいました。

その後、デジカメが発売され、僕は長年コンパクトデジカメだけを使うというスタイルになってしまいました。

そんな中で久しぶりに僕の元にやってきたCONTAXはSL300 RT*というこれまた不思議なコンパクトデジカメでした。

そんな僕ですが、ついにコンパクトではないCONTAXを入手することが出来ました。

[PENTAX *ist D + smc PENTAX-A MACRO 2.8/50]

それが CONTAX G1 + Carl Zeiss Planar 2/45 T* です。

レンズ交換式AFレンジファインダーというカテゴリーのカメラですが、実はファインダーに測距機能はありません。つまり厳密にはレンジファインダーではありません。

CONTAXらしく、写真を楽しく撮るための機能はしっかり搭載されていて、基本はAE+AFですがマニュアル撮影も可能という素敵な仕様のカメラです。

今日、河原町に出たついでに祇園祭の山鉾を撮影してきましたが、まだ現像が上がってきていないのでちゃんと写っているかどうか不明ですがとても楽しいカメラが来てくれて喜んでいます。

まったくの幻想かも知れませんが、このCarl Zeiss Planarというレンズはなんとも澄んだ瞳をしているように思います。

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