2007年12月28日金曜日
プリンター
年賀状のおかげである。
今年はCANON PIXUS iP4500を買った。インクで利益を出すビジネスモデルのおかげか、なぜこの機械がこの値段で買えるのか不思議な感じです。
プリンターを入手する際、毎回悩むのがどこのメーカーにするかです。
どのメーカーも単機能プリンターはさほどラインナップが充実しているわけではないので機種を悩むと言うよりはメーカーで悩みます。
販売店で聞いたりWebの情報を見ると「写真の画質ではEPSON」と言うことのようで、その理由がいろいろと書かれています。
とくに、中級機種でEPSONが6色インクなのに対してCANONが4色(5色)なので写真は断然EPSONが美しいと言うことになっています。その大きな理由が階調表現の滑らかさだそうです。
ぶっちゃけたはなし、僕はここ数年の各社中級クラスインクジェットプリンターで階調表現や粒状感が気になった事がありません。EPSONの6色もCANON、HPの4色も。
最大の理由は、印刷された写真の細部をアップで見ないからだと思います。
それよりも、L版とか2L版を普通の距離(全体が見える距離)からぱっと見たときの印象の方が気になります。これは完全に好みの問題だと思いますが僕はCANONのプリントが好きです。(ちょっと黄色が強いので補正は必要ですが。)
今回、EPSONのPM-D800からCANONのiP4500に替えてみてその印象がはっきりしました。
D-800のプリントは弱い。繊細なのかも知れませんが全体の印象が弱い。
それからEPSONのプリンターは頻繁にヘッドが目詰まりします。下手をするとヘッドクリーニングに費やすインクの量の方が多いのではないかと思うくらいです。
今回も年賀状をプリントするだんになって、いくらヘッドクリーニングを行っても目詰まりが解消しませんでした。結局新品のインクがヘッドクリーニングだけで2/3ほどに減ってしまいました。
経験上、CANONのヘッドはあまり詰まったりしないのでいつでもちゃんとプリントできる安心感があります。(ヘッド単体を部品で取り寄せることも出来ます。)
正直、CANONという会社はあまり好きな会社ではないのですが「お家プリント」用にはCANONですね。
2007年12月20日木曜日
近所のサンタさん
2007年12月19日水曜日
COSINA ブルー?

このレンズだけでなく、同じくCOSINA製と思われるREVUENON 1.2/55も青っぽいのでCOSINAのコーティングの傾向なのでしょう。
全体的に青いという感じではなく、曇り空の肉眼ではほとんど青く感じられない空から青色を紡ぎ出すと言った感じでしょうか。
このレンズ、確かに逆光には極めて弱く、前玉に光源からの光が直接当たってしまうと盛大にハレーション&ゴーストが出ます。

*ist Dではファインダーで見たときよりも実際に写る写真の方が盛大にハレーションが出る事が多いように思います。CCD表面とローパスフィルター内の乱反射の影響でしょうかね?
2007年12月14日金曜日
面白い簡易三脚

出勤途中、ついつい駅前第1ビルの中古屋に引き寄せられてしまい、ジャンクカゴの中からちょっと変わった簡易三脚(980円)を拾い上げてしまいました。
せっかくだからと言うことで、帰りにいつもの靱公園で夜景に挑戦してみました。



レンズはこのところ取り付かれているCOSINA MF 3.5-4.5/19-35 MCで、露出時間は1秒から3秒くらいでした。
簡易三脚は、マイネッテのちょっと古いもので、収納時は太さ3cm、長さ22cmほどの円筒形(リレーのバトンみたいな感じ、いや、それよりもスターウォーズのライトセーバーっぽい)で筒の一方の端から6段伸縮のの三脚が出てきます。三脚側の円筒の端を回転させる事で三脚の開度が自由に設定できます。
円筒の反対端には自由雲台があり、カメラを取り付けることができます。
全体が金属製で見た目よりしっかりしていて一番低い状態で約35cm、高い状態で90cmと、簡易三脚としては十分に使えます。
収納時も3本の足が完全に円筒内に収納され、細身の折りたたみ傘くらいのものなので鞄にすっきり収まります。
最近、小型の三脚はコンパクトデジカメ用のものが多く、ちょっと大きなレンズを付けた一眼レフではまともに立たないものが多いのでこれはちょっとした拾いものでした。
2007年12月12日水曜日
クリスマスツリー


歪みは強めに出ていますが良く写っていると思うんですけどねぇ。
ただ、色目的には青いです。上の写真は色温度を少し調整しています。
COSINAのレンズは青が強めに出ることが多いように思いますがこのレンズは特にその傾向が強いように思います。
先日のジャングルジムの写真も空がちょっと青く写っていますが、曇り空で肉眼見る限り青い部分は無かったように記憶しています。
コシナのレンズは箱もシアンっぽい青色なのでそういう狙いなのかも知れません。
クリスマスツリーではありませんが色とりどりのイルミネーションをもう1枚。

同じく19mm F4での撮影です。
クリスマスツリーのイルミネーションはキラキラとまたたいて綺麗ですが、こちらのイルミネーションはまたたく度にこの世のどこかで巨万の富が移動しているという恐ろしいイルミネーションです。
2007年12月10日月曜日
チープな広角ズーム
質感のチープさで有名なレンズですが、結構良いレンズではないかと個人的に思っています。
僕はあまりズームレンズを使わないのですが SIGMA ZOOM-ε 28-70/3.5-4.5 とこの COSINA MF 19-35/3.4-4.5 MC は時々使っています。
どちらのレンズも広角端ではよく歪み、逆光に弱くフォーカス操作でフィルター枠が回転するというところは同じですが質感のチープさはCOSINAが上です。その分、COSINAの方が軽量です。

国産のNや独のZを崇拝する方は写りのシャープさや歪みの少なさを重視されるようですが、僕にとっては雰囲気の方が重要だったりします。そういう視点でこのレンズは僕的にはOKです。



フォーカスリングの操作感は決して悪くないのですが、どういう訳かズームリングの操作感のチープさは一眼レフのレンズとは思えないほどで、ファインダーを覗きながらズームを操作するのをためらうほどです。
僕はこのレンズを使うとき、ファインダーを覗く前に目盛りを見ながら焦点距離を決めて、ファインダーを覗いてからは自分で前後に動いてフレーミングしています。
2007年12月5日水曜日
ワイヤレスTTL スレーブ
いろいろと高機能で低価格のストロボです。
特にワイヤレススレーブでTTL調光が出来る(Aレンズ以降)のと高速シンクロが面白い。
高速シンクロは1/4000でもシンクロしTTL調光が効くので色々と楽しめそうです。

*ist DやK10Dをお持ちの方にはお勧めできるストロボです。
2007年12月2日日曜日
2007年11月30日金曜日
2007年11月23日金曜日
2007年11月20日火曜日
2007年11月19日月曜日
2007年11月15日木曜日
愛しの *ist D
一応、発売済みのPENTAXデジタル一眼レフで価格的には最上位機種?と言うことになります。
600万画素クラスなので、画素数的に今となっては普及機種よりも低いスペックになってしまいました。
しかし、もとは中級機種なので諸々の装備はそれなりのもので、AFの速度もDL2とは比べものにならないくらい高速で正確です。
デジタル一眼でハイパーマニュアルが使えるのもこの機種だけです。
※訂正 すみません、K10Dでもハイパーマニュアル使えるそうです、hoppymanに教えていただきました。
ファインダー像もとても綺麗で明るさ倍率共に今でも十分通用するスペックです。ペンタックスのデジタル一眼ではファインダー内に露出状態がバークラフでアナログ的に表示されるのもこの機種だけで、※訂正 K10Dにもバーグラフ表示あります。すみません。
ハイパーマニュアル+プログラムライン、デュアルダイアルと合わせてとても強力な機能だと思います。
ハイパープログラムもマニュアルレンズ使いにはありがたい機能です。
あ、そうそう、画素数とSR(手ぶれ補正)、液晶のサイズと品質以外のスペックや操作系はK10Dとそんなに変わらないのにサイズ的には一回りコンパクトなのも魅力です。
2007年11月11日日曜日
いざ銭湯へ!
家の風呂がとても小さく狭いので、時々大きなお風呂にゆったり入りたくて立寄り温泉や銭湯に行きます。
京都市内は比較的銭湯が多く残っているので嬉しいのですが、徐々に廃業してしまう銭湯が増えているのも厳しい現実です。
そんな中、七条通りの延長に伴う立ち退きで、少しだけ場所を移動して新築開業したのが「京極湯」です。
銭湯を取り巻く状況が厳しい昨今、移転とはいえ普通の銭湯が新築で開業するなんて言うのは京都市内でもめったにあることではありません。
移転に伴い少し狭くなりましたが外湯(露天風呂?)もあり、なかなかくつろげる良い銭湯です。

こういった懐かしいものも残っています。
新しく綺麗な脱衣場にこれがデンと構えている様は、スーパー銭湯などを見慣れているとちょっと不思議な感じもします。


ロビーにはお約束のこれもあります。
冷やし飴や、ラムネといった懐かしい飲み物もあります。
50円~100円という安さです。
風呂上がりのばーちゃん達が世間話をしている横で僕は冷やし飴を頂きました。

隣の空き地でじゃれ合う猫の親子。
とても可愛い。親猫はしかり僕に警戒していますが子猫は無邪気に母親にじゃれついていました。
風呂上がりにこういう光景を見られる銭湯ももう少なくなりました。
どこへ行くのでしょうね、この国は。
2007年11月8日木曜日
小さなカメラと大きなカメラ
普段使っている一眼レフと比べるとものすごくコンパクトなのでこのカメラには別の世界があります。
この独特の形が幸いして、ウエストレベルでの撮影にとても向いていると言うことを発見しました。
以前はコンパクトデジカメをウエストレベルで構えて撮影するなんて考えもしなかったのでちょっと新鮮です。


薄型の割にレンズの径が大きく前玉径が12mmほどあります。一応、Zeiss T*レンズでもあります。

また、起動が早く撮影間隔が短いので、さっと出してぱっと撮れるところも面白いです。
駅で停車中(短い時間)の電車から、向側に停車している別の電車をぱっと撮ったりも出来ます。

2007年11月4日日曜日
樫原廃寺跡
「樫原廃寺跡」▼というこの史跡は公園として整備され塔の基壇と礎石が復元されています。

西京区の史跡はどれもあまり有名ではないためか、住宅地の中に突然あるという感じで、近所の子供達の良い遊び場となっています。

復元と言ってもコンクリートで固められた基壇の側面に瓦を配し、壇上に礎石の配置を復元したものです。
出土した本物の基壇はこの地下、2mのところに今も眠っていると言うことです。
今回もCONTAX SL300R T*での撮影です。
美しい写真とは言えませんが、トイカメラのような独特な雰囲気があり面白いと思います。
やはりホワイトバランスはいい加減なようで、あとからSilkypixで補正してありますがそれ以外はほとんど手を加えていません。
奥行き感が良いのと、画面内にハイライトが入った場合でも極端なゴーストやフレアが出ないあたりはCarl Zeiss Vario-Tessar T*の威力なのかと思ったりしています。(とはいっても京セラブランドのレンズと変わらないという話ですが。)
2007年11月1日木曜日
CONTAXのコンパクトデジカメ
あるんですよね、CONTAXブランドのコンデジが。
CONTAXはフィルムカメラの世界では高級コンパクトカメラの大御所みたいなところがありますが、デジタルの世界では今ひとつ成功したとは言い難い気がします。
何機種か発売されているのですがその中でもこのSL300RT*はヘンテコ度満点なデジカメです。
300万画素クラスということで最新の1000万画素クラスのコンデジとは比べるべきものではありませんが、個人的にはちょと個性的な写りで好きです。
外観や仕様のヘンテコさとは反対に写りはいたって真面目なデジカメではないかと思います。
ホワイトバランスが安定しないのはこの時代のコンデジ全般に言えることなので撮影後にちょこっと補正をするとして、写真の雰囲気はわりと良い方ではないかと思います。時々は使ってあげないといけないと思いつつも、電池持ちの悪さからちょっと疎遠になりがちなデジカメだったりします。
WIDE側が38mm相当(最近は38mmはWIDEとはいえないかもしれません、先のLC-Aでも32mmですからね)とちょっと控えめなので歪みもあまり気にならず使いやすいと思います。
なんだかんだと言ってもホワイトバランス以外はそれなりにしっかり写っているものだと再認識しました。
さすがCONTAXと思える造りの良さもこのデジカメの良いところの一つです。
ちょっとWebで検索してみると、SL300RT*のレビューが色々とあって面白かったのですが、その中でよく「MACROが弱い」とか「広角側が不足」とか「ストロボが役に立たない」とか「絞りが2段階しかない」といった否定的な感想を目にしましたが、このデジカメって「そういうモノ」なのではないかと思います。
広角側やMACROで無理をしていないからこそ、すっきりとした写りなのではないでしょうか。
ストロボを最低限にしたからこそこの大きさ、フォルムに収まったのではないでしょうか。(当時の技術で)
同じCONTAXの高級フィルムコンパクトカメラと画質を比較して憤慨されている方がおられましたが、ちょっと驚きました。
どんな機種と比較するかと言うことにもよりますが、それぞれのカメラのもっとも得意とする性能を集めてきて比較してもあまり意味がないように思います。
また、過去のカメラを振り返ると、万能選手的なカメラって結局面白みに欠けるという事で、新しいカメラが出るとじきに忘れ去られていると思います。
どこかに他とは違う特徴があって色々な面に今一歩があると言うことは言い換えれば、「そこそこ使える基本性能で、特徴的な一面がある」という趣味としてはとてもうれしい機材ではないかと思います。
CONTAX SL300RT* あっぱれ!なデジカメではないでしょうかね?