FUJIFILM instax mini 50
写真とお酒のブログを出筆されている方で「き*こ」さんという方がおられます。(念のため伏せ字)
いつもとても楽しくブログを拝見させて頂いているのですが、この方が色々と素敵なものを紹介してくれます。
先日、なにげにブログを拝見しに行くと、きました!、今回も強烈に心を打たれるものが来てしまいました。
インスタントカメラ(写真)!!
まさに今の僕には直撃弾です。
少し前に、老舗POLAROIDが撤退を決定し少し話題になったのですが、これでインスタントカメラを製造・販売しているメーカーはFUJIFILM 一社だけになってしまいました。
デジタルカメラの急速な普及による需要の低迷が撤退の主たる要因だったようですが、何とも悲しい。
ここはなんとかFUJIFILMには頑張ってもらわないと言うことで僕も手を出してしまいました。
き*こさんが使われている機材はinstaxという大きいサイズの写真が撮れるものですが、フイルム代が結構なもので、僕には手が出なかったので僕はinstax miniという小さいサイズのものを入手しました。
これは「チェキ!」という通称で有名な、カードサイズの写真が撮れるインスタントカメラです。
で、このカメラで撮れるのはこんな感じの写真です。
写真自体はカードサイズですが余白が大きい(現像液と、廃液の吸収体が両サイドにあるため)ので、写真はさらに小さいくなっています。
しかし、この余白に撮影した直後のコメントを書くことで後から見たときに一層楽しめるというおまけ付きです。
近所の銭湯の看板。このくらいの距離(1mくらい)だとパララックスもさほど気になりません。ファインダー視野率は低く70%くらいではないかと思います。
見た目はかなりいい加減なファインダーなのですが、思いの外クリアーで撮影自体も楽しめます。
レンズは単焦点レンズで仕様によると2群2枚のプラスチックレンズとなっています。
f=60mmですが、35mm換算だとどれくらいになるでしょうね??結構な広角だと思います。
歪みも極端ではなく、なかなか良いんじゃないかと思っています。
ちなみに↑これが記念すべきinstax mini 50での最初の写真です。
おなじみヨドバシ梅田の前です。新しい駅ビルの工事のためかなり無茶苦茶な状態になっています。
写っているバスは、世界初の浮上式路線バス(嘘)で、ここ大阪だけで見られる・・・(大嘘です)
上手い具合にタイヤが隠れちゃってますね。
最初の2枚(ことぶきの写真)は専用接写レンズ(¥500)を使用しています。
この接写レンズを使うと30cmくらいまでよることが出来ます。ファインダーには何も指標がないのでフレーミングには感が必要です。
ちょっと面白い話しですが、instax miniのラインナップには最上位に55という機種があり、この50との違いは外観(色)と「光るイルミネーション」と接写レンズが標準で付属するかどうかの違いだけです。
実売価格で2千円弱の差があるのですが、接写レンズは¥500です。
以下、購入の際の店員さんとの会話。
私:「すみませ~ん、instax mini 50と接写レンズをください。」
店員氏:「接写レンズが標準で付いているinstax mini 55というのがありますがいかがでしょうか?」
私:「でも、接写レンズって¥500ですよね?」
店員氏:「はい、でも上位機種ですので・・・」
私:「機能的に何かちがうのすか??」
店員氏:「はい・・・、念のために確認しますのでしばらくお待ち下さい。」
しばし待つ・・・
店員氏:「光るイルミネーションが付いています。」
私:「他には??」
店員氏:「・・・それと、ボディーカラーと接写レンズだけですね・・・」
私:「別に光らなくても・・・」
店員氏:「そうですよね、50と接写レンズですね、ありがとうございま~っす!!」
という具合に店員さんももう少し何か差があるのではないかと思ってしまう商品ラインナップです。
インスタントカメラの写真は、フイルムとも違っていて独特ですよね。
けっして高画質ではありませんが、個人的には立体感と存在感を強く感じます。
き*こさま、いつもマネばかりして本当に申し訳ありません。でも、き*こさんのブログはいつも僕のハート直撃なのです、お許し下さい。
2 件のコメント:
こんばんは、き*こです。
お気を使わせてしまい恐縮です。
私はポラロイド社には格別の思い入れが無かったので、かえって躊躇無くフジのものを買えました。
何か言葉で表現し難い不思議な楽しさがありますよね。
カルタや何とかカードのように集めたくなる楽しさもありますし。
写真機としては最低のデザインだと思いますが(T◇T)
私は普段フィルムで撮っているので、いつものフィルム代、現像、プリント代を考えたらまぁこんなものかな?と割り切って思い切り良く使おうと思います。
ところで一番下の一番初めに撮られた写真は思いのほか綺麗な写りでびっくりしました。
もしかしたら、新発売のチョコ色の方を買ってしまうかもしれません。
それにしても、新しく手に入れた機材というのは、思わず熱く語りたくなってしまいますよね。
長々とごめんなさい。
◆き*こ さん
どうもどうも!!
早速来ていただいて嬉しいです。
また、コメントをありがとうございます。
いつもまねっこで本当にスミマセン。
カード>集めたくなる、全くその通りです!
机の上に縁取りのある写真が積み上がっていて、それが少し崩れていたりする光景は「たくさん写真を撮ってきたんだ~」と何ともいえない満足感を感じさせてくれます。
僕にとってのポラロイドはアシスタントをしていた頃の4×5での撮影の際、「ポラ引き」といって試し撮りをする行程が印象的です。
試し撮り専用のB/Wポラロイドなので放っておくとどんどん現像が進んで行きます。それを停止させる為のスポンジ状の刷毛があるのですが、これにしみこませてある薬品が基本的に酢酸+コート剤なのでかなり臭い!!
タングステンの熱で蒸し風呂状態のスタジオに充満するその臭いがなんとも印象的でした(爆
ポラロイドの機材としては一応、超音波のスペクトラ(頂き物)を持っているのですが、フィルムが高価なため最近は使ったことありません。
普段デジタルばかりを使っていると写真撮影のコストはほぼ0なので、ポラロイドのフイルムのコストは大きく感じてしまいます。
その点、instax miniは少しまとめ買いをすれば\55/枚くらいまで押さえ込めるので、35mmのフィルム+現像+プリントのコストと同じくらいになります。
本当はそんなことよりも、撮影後にその場で、光科学反応により画像が浮かび出てくる感動をたまには体験したいだけなんですけどね~。
一番最後の写真ですが、これはinstax mini 50にある風景モード(無限遠固定+絞り込み??)で撮影しています。
instax miniの2群2枚プラスチックレンズはこの風景モード+「濃いめ」設定でとっても雰囲気のある写真を写してくれます。
じつはinstax mini 50入手時に、念のためinstax 200 WIDEも見たのですが、専用ケースに入ったその姿はまるでお弁当のようでびっくりしました。
店頭に行くまではinstaxも良いかもしれないと少しばかり思っていた僕ですが、機材のインパクトとフィルムコストにびびってinstax miniに逃げました。
き*こさん、これからもハート直撃のネタを宜しくお願いいたします。
コメントを投稿