コンタクトレンズの事ではありません。
カメラのレンズにもソフトレンズというのがあったりします。
でも、レンズ自体が柔らかいのではなく、写る写真が柔らかく(ソフトに)なるレンズです。
ペンタックスといえばソフトレンズなのですが(最近の人にはわからない??)、僕は残念ながらPentaxのソフトレンズは1本も持っていません。
AFレンズには余り興味が無く、MFのPentax Softレンズは手が出ません。
Softレンズってファインダーで見たピント位置よりも後ピンになるように思うのですがAFでちゃんと合焦するのでしょうか??
これはフィルターで有名なKenkoのSoftレンズでKenko MC SOFT 85mm F2.5 というレンズです。
Kenkoはいまでもちょっと変わったレンズを販売していますが、さすがにソフトレンズはもうカタログに載っていません。
デジタル全盛の今日、ソフトフォーカス効果はPhotoshopなどの後処理(レタッチ)で手軽に出来てしまうのでそもそも需要が無いのかも知れません。
しかし、Photoshopなどのソフトフォーカスはあくまでも平坦な2D処理で3D空間上で距離に応じて効果のかかり方が変わるソフトレンズの効果とは個人的に全く別物だと考えています。
ソフトフォーカスフィルターともなんだか違っているように思います。
デジタルレタッチに関しては色々と考え方があるようですが、個人的には補正の範囲を超えたレタッチはしないようにしています。
補正と修正、境目が明確にあるわけではないのですが気分の問題と言うところです。
デジタルカメラを使っている時点で、ほとんど意味のないこだわりだと言うこともわかっているつもりですがどうにも・・・。
ソフトフォーカスとはちょっと違いますがREVUENON 1.2/55の開放でも不思議なフォーカス効果が得られます。
「あばたもえくぼ」な話しですが、あれもレタッチで再現するのは難しいように思います。
2008年6月11日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
職業リタッチャーの技術レベルで言えばどうなのかわかりませんが、確かに私レベルの技術では後処理とレンズそのものの効果とはまるっきり違います^^;
いじればいじるほどおかしなことになって行きます(照笑)
こういうレンズを一本遊びで持っているのも楽しそうですね。
◆きなこさん
ソフトレンズはぶっちゃけ色物的な要素の強いレンズですが、状況によってはとても楽しめる一品だと思います。
このKenkoのソフトレンズはマウントが交換できるTマウントなのでKenkoやVixenのマウントアダプターで色々なマウントのカメラに装着できますのでお勧めです。(レンズの中古価格も数千円ですし。)
Tマウントの径とネジピッチは実はM42と同じで、PentaxのM42接写リングNo.1を付けてやるとフランジバックもほぼ合うようなのでM42で使う場合はマウントアダプター不要です(笑
レタッチについては、ある意味とてもデリケートな問題なので人それぞれというのが正解だと思います。
個人的な感想はきなこさんと全く同じで、過去の「頑張れば頑張るほど不本意な形になってしまった」という経験から基本的には避けるようになってしまいました。
写真は実は「光画」という観点から考えればレタッチも素晴らしい技法の一つだと思います。
コメントを投稿