2008年4月26日土曜日

梅田の楽園

梅田の一角で見つけた楽園。

この一角だけ時間がゆっくりな感じでした。
綺麗な黒猫がこちらを伺っていました、なぜかこれ以上立ち入ってはいけない気がして写真を一枚撮ってすぐに退散しました。

[Super-Takumar 1.8/55 + *ist D]

レンズは僕の原点、Pentax Super-Takumar 1.8/55です。
このレンズを持って外出すると、何となく楽しい気分になれます。

このレンズは僕のデジタル一眼+M42レンズのはじまりで、今でも大切な1本です。

元々はマントアダプターKのテスト用にと激安で入手したレンズで状態は良いとはいえず、もう一本予備を入手しようかとも思ったのですが何となくレンズに失礼な気がしてそのままになっています。

久しぶりのM42レンズはKマウントレンズとはひと味違う感じで心に響くものがあるように思いました。

7 件のコメント:

Hoppyman さんのコメント...

私のはSMCですが、キタムラのジャンクで\1,800でした。カビがあったので分解して除去して使っています。Kマウント版も同時に購入しましたが、このレンズはPENTAXを代表する銘玉と言って過言は無いと思います。実質的にはMのF2まで同じ設計ですね。

匿名 さんのコメント...

あぁこれは本当に楽園ですね。
ふんわりとした光が全体をやさしく包んでいて、本当に「このまま、そっとしておきたい。心の中に大事にしまっておきたい光景」という感じがします。

このような画が撮れるのは、ご本人のその時の心の有り様というのもあるだろうし、天気、時刻、などあらゆるタイミングがぴったりと合った時の幸運ないっとき、と言う気がします。
こういういい画をレンズのスペックでしか語る言葉を持たない人はちょっと悲しいですよね。(あくまで一般的な話として、です^^)

Hoppyman さんのコメント...

あらら、きなこさんに批判されてしまったようですね・・・(笑)

ten さんのコメント...

◆hoppymanさん
いやぁ、僕のも1,000円ほどでした(笑
このレンズ、SPなど時代の中級の標準レンズだったので球数が多いようですね。

設計に無理がないせいか上級向けの1.4/50よりも自然な感じで使いやすいと思います。
1.4/50の開放は狙って使わないといけませんが1.8/55は開放から普通に使えてかつ綺麗なボケがナイスです。

あと55mmという焦点距離も響きが気に入っています。
REVUENON 1.2/55ともども好きな焦点距離です。

きなこさんがおっしゃっているのは、数値的なスペックでレンズを語ろうとする人たちの事だと思いますよ。

僕はhoppymanさんはどちらかというと感覚的にレンズやカメラを評価する方だと思っています。

ある事象を解析するために数値計測は重要なヒントだと思いますが、数値計測結果がそのまま事象の再現につながるとはとうてい思えません。
要因と結果は別のものですからね~。

それにしても、デジタル一眼レフの低価格化には不安を感じます。
市場崩壊のステップを確実に踏んでいるように思えてなりません。

ten さんのコメント...

◆きなこさん
お褒めいただき光栄です。

ビルと人ばかりの梅田(当日は競馬開催日だったので梅田ウインズがあるこの辺は凄い人出でした。)の一角で本当に楽園のような風景に出会えて幸せでした。

また、お約束のようにその風景の中に黒猫がいたことでさらに神秘的な雰囲気を醸し出していました。

僕もこういうのって、狙って出会える景色ではないと思っています。
こういう風景にたまたま出会えるのも自分とレンズとの相性なのだと思っています。

写真の善し悪しは別として、「おっ!」とおもった風景の雰囲気が写真の中に感じられたときはとても嬉しいです。

デジタル全盛の時代ですが、あえてデジタルの得意なところを使わずに、普通のカメラとして使うのもまたおつなものだと思っています。

匿名 さんのコメント...

私が言いたかったことはtenさまが的確に汲んで下さっていると思いますので蛇足ではありますが追記です。

写真に写しこまれていたその場の空気の色やざわめき、あるいは静寂、などなど、その時の自分の感動が再現されているとうれしくって、それを皆に共有してもらいたくて、こういう場で拙くても写真を公開しているのだと思います。少なくとも私はそうです。

なので「このレンズは○○だから××の描写ですね。○○だからなんとかかんとか収差が出てますね」みないな感想はちょっと寂しいな、と思うのです。等倍でチェックして粗捜しをするような見方、と言うか。
そういう人はメーカーのレンズレビューの写真を見ればいいと思います。

とは言え最近の、女性と一部の男性に流行の感覚第一、というか感性(この言葉も嫌いです)重視の写真&見方も情緒に偏りすぎてちょっとどうかと思いますが。
自由な想像力と冷静に現実を見つめる眼を同時に持ちたいと常に考えています。

そして私は特定の個人を指して、撮られた写真や撮り方をこういう場で批判するということはしないし、できる立場にもいません。
あくまで一般論で、こういういい写真を見ても「写真を鑑賞しないでレンズの撮れ味にしか眼が行かない人」は悲しいな、と思ったのです。そういう人が多いのも事実ですし。

たまたま、そのように受け取れる場所に書いてしまってご気分を害された方にはお詫び申し上げます。
決してhoppymanさまに向けて書いたコメントではありません。
私の筆が至りませんでした。

Hoppyman さんのコメント...

ああ、そういうことであれば私も全く同感なのですが、素敵な写真を前にして機材のことについてしか書かない奴と広義に取ってしまいました。もしそうなら、それは事実なので突っ込まれても当然だなと・・・(笑)

実際、スペックヲタにブラインドテストをしても当てられないと思いますし、またそれが当たり前だと思います。同じレンズでも状況によって描写は変わりますし、またそこが面白いところですから。

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